講座レポート 8月28日 「聴き方・耳トレ(木曜)」

『自分を解放する』
「全身さすり」「手のワーク」「気のワーク」で全身を整えてから、其々が自ら選んだ課題(小説や詩の朗読等)に取り組みました。
自分の内側と外側をバランスよく聴くことが必要と感じました。自分の内面を聴き過ぎると、中心軸は捉えやすい反面、外に伝わる音声にはなりにくく、自分で作品を掴んでいる感覚がありました。外側を聴くには意識を外に向けて、自分を解放することが必要でした。バランスよく聴くことで、どんなに手強い作品も身近で親しみやすく変化したのが印象的でした。
 
『今日の耳トレ語録』
・ありのままを受信する
・自己暗示から問題解決へ
 
 
文:井上慶子


[第60回]La La La いそがい*ら・ら・らいぶ◆聲の力〜芸術の声は何に向かっているのか〜

今回は、いつもはローマからリモートで参加してくださる横山奈穂さんをスタジオにお招きしてお送りしました。歌手と俳優という立場で、益田喜晴さんと、“芸術の声”を追求していきました。

日程:2025年8月7日(木)19時〜20時
ゲスト:横山奈穂(声楽家)、益田喜晴(認定講師)
進行:廣木睦子
技術:河崎卓也

 


講座レポート 7月24日 「聴き方・耳トレ(木曜)」

 『響きを聴く』
近況報告を、メトロノーム(1秒1拍)に合わせて、一音ずつゆっくりと話してみます。普段、いかに無造作に声を出しているか、早口になっているかがわかります。メトロノームに合わせた声は口腔内でしっかり準備ができているので、明瞭で澄んだ声でした。
「全身さすり」と「耳ストレッチ」を経て、「ハミングのトレーニング」です。頭蓋骨、背骨、肩甲骨、骨盤、尾骨の順に、骨に響く声を探します。僅かな振動を骨に感じられた時、息は吐きすぎていないことに気づきました。母音のハミングでは、母音が変わった時に響きが変わらない事、自分の出した声の響きを聴いて次の音に繋げる事を実習しました。「響きの声」の探究はまだまだ続きます。
 
『今日の耳トレ語録』
・自分の音波(ハミング)で全身をマッサージする
・自分の母音の響きを聴く
 
 
文:井上慶子