講座レポート 6月26日 「聴き方・耳トレ(木曜)」

『自分を気のボールの中に置く』
手のワークで、「信ずること・意識」が身体に大きく影響することを実感した後、「気」の実践を行いました。まずは、卓球玉の空間を手で丁寧に作ります。出来た空間に、僅かな引き合う力を感じました。次に、「気のボール」を自分の身体を包み込むまで、徐々に大きくします。気に包まれた身体は心地よく、外から守られているようです。更に、「全身さすり」で身体が緩み、身体の内部が暖かくなるのを感じました。
身体の状態が整った後のハミングは、まるで身体内側に広い息の通り道があるようで、楽に声がでました。舌も自由で弛緩しているのがわかりました。
 
『今日の耳トレ語録』
・言葉を追った時点で、響きはなくなる
・響きの音が出ている時は、舌根と顎は緩んでいる。
 
 
文:井上慶子